”Thanksgiving”
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。」 第一テサロニケ人への手紙5章16-18節
来週は感謝祭の祝日があります。私たちの教会では、その前の日曜日に感謝祭に食べるごちそうをランチに皆で頂きますので、明日楽しみです。
明日子供たちに話す内容を準備していて、米国の感謝祭の由来をベースに、神様にどんな時でも感謝することを伝えたいと思わされました。400年前に初めて欧州からアメリカにわたってきた人々は、船の難破もあり、極寒の土地へと苦労して移住したそうです。どんなに家族や友人を失っても、食べ物がない中寒い冬をしのぎ生き残った人々で生活を切り開いたそうです。なぜ彼らがこれほど強かったのか?この最初の移民(ピルグリム)の人たちはヨーロッパでクリスチャンであることで迫害を受けて、それで自由を求めて移住してきたので、どんな困難でも神様が必ず助けてくれるという強い信仰が、彼らを支え、愛する人を失った悲しみにあっても神様から慰めを受けて乗り越えたのだと思います。一方Native American(当時インディアンと呼ばれていた)にも助けられて、なんとか秋にその土地で作物の収穫を得られた時、まず神様に感謝しようと、それが感謝祭の由来だそうです。
辛い時・悲しい時に感謝する余裕は通常ないです。しかしながら、神様が与えるキリストにある喜びと、いつも神様と祈りを通してコミュニケーションできる安心感、これらを伴って感謝できる心にかえられるのかなあと。