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今日のわか ちあい



          
♪Today's Sharing♪

 Nov. 2016

聖書のことばを通して
生活のなかで示されたことや
インスピレーションが
与えられたことを一言
  三つのより糸    
       
   
Nov. 24, 2016

三つよりの糸」

                                 

 113日。日本では文化の日という祝日で、この日は私にとって記念日となりました。

 

 皆さんのお祈りに支えられて、神様の祝福と恵みのうちに私たちが結婚式を挙げることができたことは、感謝に尽きません。この日は夫の誕生日でもあり、夫は「神さまから最高のプレゼントを頂いた」と言ってくれて、彼の誕生日&結婚記念日が同じというのは幸いです。

 

 私たちの出会いは本当に突然でした。2016年になってから胃の調子が日に日に悪くなり、アメリカでの検査や治療が加入している保険では高額となるため、胃が癒されるように祈りつつ、同時にアメリカに移住して7年目という節目に、神様に日本帰国のタイミングを祈り始めていました。折しも私は月に一度、NY在住の日本人の宣教師夫婦とお祈の会をしていました。その時に事情を話すと、奥さんの方が突然ひらめき、「もし日本に帰国するなら、私たちの日本の母教会に就任したばかりの牧師がいて、独身ですからどうですか?」と言ってくれました。その教会のホームページには、その牧師の情報がほとんど載っていませんでしたし、実際このご夫婦も201512月に一時帰国した時初めて彼に会っただけであまり知らないということで、唯一の情報は、「元旦に教会員のために、お汁粉を一人で作ってふるまってくれた、非常にいい人ですよ」といことだけでした。

 

 私はこれが導きならば道を開いて下さいと祈り始めました。お見合いではないので、経歴もわからないし、E−メイルもしない主義だと聞き、ほとんど情報がないままでしたが、一方で不思議と平安がありました。会ったこともない彼の牧会のために、また良い伴侶が私でなかったとしても与えられますようにと祈れたのです。そして、5月に日本に一時帰国した際に彼と会うことになりました。初デートでは自然に話が弾み、お付き合いを始めることになりました。おそらくこの人が今迄祈ってきたパートナーであろう、と私は確信が得られたのも不思議です。そしてすぐに、彼の住む栃木を訪ね、教会や家、彼が関わっているところを一通り案内してもらったので、何人かの彼の教会の方々と会うことが出来ました。その後いったんNYに帰り、日本に引き上げる準備のために一月半彼に待ってもらうことになり、その間は電話と手紙の遠距離でした。話すたびに、お互いのことが好きになり、早く一緒になりたいと望むようになりました。

 

 7月半ばにアメリカを引き上げ、帰国してまもなく、彼の属する教団の会合が新潟で開催されるということで、二人でその会に参加し、ついでに福島の会津若松観光をする機会が与えられたのは、久しぶりに再会できた二人にとって本当に貴重な時間でした。朝日の眩しい日本海の海辺で、彼が正式にプロポーズしてくれた時は涙が出ました。神様は私の長年の祈り:クリスチャンの伴侶を与えてほしいに想定外の形で答えて下さり、最高の人を与えて下さったと感動しました。もっと早くに出会えていればと思うこともありますが、二人にとってはこの時期が結果的にベストだったのでしょう。

 

 帰国してから式の準備と仕事で多忙な日々が続き、式後も新居で生活が落ち着くまでかなり体力的にもきつかったのですが、夫が優しく気遣ってくれるので非常に助かっております。私が疲れているだろうと、那須塩原は温泉郷なので、銭湯にいく感覚で温泉に連れて行ってくれるので、本当に今までの生活では考えられない贅沢だなと恐縮しているほどです。

 

 私たちは育った環境も、考え方も、好きなことも違いが多少ありますが、イエス・キリストを信じる信仰で一致できるため、お互いの欠けを補い、励ましあってやっていけるのは本当に感謝です。下記の聖書にあるように3本のより糸は強く、これは夫婦プラス3つ目のより糸がイエスであることを象徴しています。この3つ目によって夫婦二人が強い絆で結ばれ、これからの人生を色々あっても二人で乗り越えられていけるのではと期待しています。私たちは何事につけて予想通り、スムーズにいかないこともありますが、いつも結果オーライとなり、お互い笑って神様に感謝しながら人生を共に歩み始めております。

 

 夫は現在牧師(二つの教会を兼牧)であり、幼稚園の宗教主任も兼務し、子供のためのボランティア活動にも多く関り、また刑務所ミニストリ―等、非常に多忙でありますから、私は妻として夫の為に祈り、彼の助け手になれるように神様に依り頼んでいきたいと願います。彼に会って以来、胃の症状が治ってしまいました。神様が癒して下さったのだと信じますし、これからも空気の良い、自然に囲まれた那須塩原での生活が備えられ、神様の優しい計らいにを身に染みて感じ、感謝を捧げる日々であります。


                 

ふたりはひとりよりもまさっている。ふたりが労苦すれば、良い報いがあるからだ。どちらかが倒れるとき、ひとりがその仲間を起こす。・・・もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。」 伝道の書4章9-12節

 

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