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その他の情報
「知っておくと安心 介護の話し」
介護する側・介護される側両方に必要な介護の情報
日時:11月7日(日)午後1時30分〜3時00分(質疑応答時間含)
主催:キリスト同信会 東京中野パークサイドチャーチ





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高齢社会の中で、介護の必要性は日々現実のものとなりつつあります。家族に介護が必要になった時にあわてないよう、介護する側もされる側も知っておきたい介護の基本的なこと(誰に相談したらいいの? 手続きはどうするの? どこに行けばいいの?)から、今後の展望まで、社会福祉士の柴川陽子さんと介護サービスの一つ、訪問看護について、現役の訪問看護師の浅田頼子さんがお話します。
お話:
柴川 陽子
(社会福祉士、
児童指導員)

療養型病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)、介護老人保健施設の支援相 談員を経て、高齢者在宅サービスセンター(三鷹市社会福祉事業団)の相談員として、施設・在宅のしょうがいや病気・介護が必要な高齢者への生活相 談・介護保険等への相談・関連機関への連携を担当していた。現在、アメリカ在住。
浅田 頼子
(訪問看護師)
慶應義塾大学付属病院にて看護師として勤務、2002年より訪問看護師として在宅の高齢者の看護に従事している。
 
講演内容 レジュメ(柴川)

○日本の介護の現状

-介護のイメージ:介護難民、特別養護老人ホーム待機数百人!?
  老々介護・共倒れ,認知症→ニュースは悪い事ばかり、実態は?
 -重介護・親族なし→施設・病院しかないという誤解, 安心して在宅で
  可能な限り生活可能!

 -他国の医療・福祉状況: 在宅中心、日本の医療・介護制度の恩恵


○介護する側のご家族へ
  
抱え込まないで、これからは地域で支える時代です
  -地域包括支援センター、ケアマネージャー、病院・施設の相談員の活用
     と付き合い方。
  -介護予防教室、介護者の会等の利用→情報の収集はネットよりも、会に 
     集まって共有。

  -
レスパイト(息抜き)サービスの積極的利用 (短期入所、デイサービス)
    
 発想の転換→持続可能な介護の為に、被介護者からも理解を得て
   休む時間をとる。


○介護される側(ご本人)へ

   -意識の変換:「人様に迷惑をかけたくない!」といった遠慮やプライドより、

必要なサービスの積極的利用による自立・尊厳保持
   (認知症・不自由な状態であっても)

  -次世代との交流、継承: 自宅での介護スタッフとのコミュニケーション
    施設サービス利用(デイサービス等)もご本人の社会参加


○日本の介護における展望と今から備えること

-展望:地域医療と介護の連携の普及化
   (24時間地域医療・福祉連携サービスの構築へ)

  −医療費・介護費の本人負担増
   (少子高齢化、2025年人口の3割は65歳以上)

  -備えること:今から始める介護予防 生活習慣のちょっとした工夫、
   検診による早期発見・治療


○心の支えとなるもの 聖書のことばから

-ご家族: 長期間にわたる介護の心労、辛さ、不安

-本人: 心身の衰え・痛み・認知症・うつ病と向き合う

神さまへの祈りは聞かれるという信頼

☆試練は必ず脱出の道が与えられる、どんな状況でも感謝して受け取
   る心へ変えられ、平安を得られる
という希望を持つことを
   イエス・キリストの愛から学ぶ。


イエス・キリストの言葉: 

すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。」 マタイ福音書1128-30

☆この講演に関しご質問等はお気軽にメイルにて問い合わせ下さい。

   
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