○日本の介護の現状
-介護のイメージ:介護難民、特別養護老人ホーム待機数百人!?
老々介護・共倒れ,認知症→ニュースは悪い事ばかり、実態は?
-重介護・親族なし→施設・病院しかないという誤解, 安心して在宅で
可能な限り生活可能!
-他国の医療・福祉状況: 在宅中心、日本の医療・介護制度の恩恵
○介護する側のご家族へ
抱え込まないで、これからは地域で支える時代です
-地域包括支援センター、ケアマネージャー、病院・施設の相談員の活用
と付き合い方。
-介護予防教室、介護者の会等の利用→情報の収集はネットよりも、会に
集まって共有。
-レスパイト(息抜き)サービスの積極的利用 (短期入所、デイサービス)
発想の転換→持続可能な介護の為に、被介護者からも理解を得て
休む時間をとる。
○介護される側(ご本人)へ
-意識の変換:「人様に迷惑をかけたくない!」といった遠慮やプライドより、
必要なサービスの積極的利用による自立・尊厳保持
(認知症・不自由な状態であっても)
-次世代との交流、継承: 自宅での介護スタッフとのコミュニケーション
施設サービス利用(デイサービス等)もご本人の社会参加
○日本の介護における展望と今から備えること
-展望:地域医療と介護の連携の普及化
(24時間地域医療・福祉連携サービスの構築へ)
−医療費・介護費の本人負担増
(少子高齢化、2025年人口の3割は65歳以上)
-備えること:今から始める介護予防 生活習慣のちょっとした工夫、
検診による早期発見・治療
○心の支えとなるもの 聖書のことばから
-ご家族: 長期間にわたる介護の心労、辛さ、不安
-本人: 心身の衰え・痛み・認知症・うつ病と向き合う
☆神さまへの祈りは聞かれるという信頼。
☆試練は必ず脱出の道が与えられる、どんな状況でも感謝して受け取
る心へ変えられ、平安を得られるという希望を持つことを
イエス・キリストの愛から学ぶ。
イエス・キリストの言葉:
「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。」 マタイ福音書11章28-30節
☆この講演に関しご質問等はお気軽にメイルにて問い合わせ下さい。
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